さて、もうすぐ3月、卒業シーズンがやってきます。この時期が来ると毎年思い出す僕の苦い経験。
それは専門学校を卒業できなかったこと。もう10年以上前の話になりますが、そのために僕の人生は色々と苦労がありました。あの時ちゃんと卒業しておけば、と何度思ったことでしょう。
今回は、僕の苦い経験から、専門学校を卒業できなかったらどういう苦労があるのか、という話です。
専門学校を中退したら人生がどれだけ大変になるのか
これは専門学校に限らず、大学中退や高校中退でも言えることなのですが、これからの人生において、中退という経歴はかなり足を引っ張ります。
今回言いたいことは、そうならないようにどんな手を使っても中退だけはするな!って話なんですが、実際に専門学校を中退した僕の苦労話をしたいと思います。
就職に苦労する
当然、就職活動においてかなり不利です。運良く書類審査で通過しても面接で必ず聞かれます。
なんで学校辞めたの?
僕の場合はただ遊び呆けて学校に行かなくなってしまった、というどうしようもないほどの自業自得なので、毎回返答に困ります。
正直に言うパターン(成功)
一応過去の汚点を元に現在は真面目になってます的な返しをしています。
この方法でうまくいくこともありますが、これは稀です。
正直に言うパターン(失敗)
こっちのパターンが圧倒的に多いです。
嘘も方便でごまかすパターン
何度も言いますが、僕はただ遊び呆けて卒業できなくなってしまいました。ごまかすためにウソの理由を使っていたこともありました。
体調を崩しまして、親が危篤で、宇宙人に連れ去られてて、色んな理由を使いましたが、一番効果的だったのは「経済的理由で」でした。
お金がないから学校を辞めざる得ないという理由です。でもしかしこれは真っ赤なウソなので、バレたら大事です。あまりおすすめできません。面接官はウソを結構見抜いています。
現在は正直に話して、今の僕を見て下さい!と言うようにしています。少なくとも誠実さは伝わります。
就職してからも苦労する
誠実さが伝わり運良く就職しても、働き出してから苦労することがあります。
それは職場の先輩や上司が中退キャラとしてイジってくることです。
最初は「やめてくださいよ〜」と冗談交じりに否定するんですが、何回もやられると精神的にキツくなってきます。
学校くらいはちゃんと卒業しておきなよ〜、と言ってくる上司もいました。それを一番わかってるのは自分です。今更蒸し返さないでください。辛くなります。
結婚する時に苦労する
何とか働き始めて彼女ができて、いざ結婚しようとなった時に訪れるイベント。そう相手の両親への挨拶です。
その時に学歴の話、というか学校の話になったりします。その流れで中退っていうのを言わなきゃいけなくなったりします。
そりゃ反応はあまり良くはないです。聞かれなかったとしても、いつ聞かれるかドキドキして挨拶も余計に緊張します。
僕の義両親の場合はそんなことなく、ありのままの僕を受け入れてくださったので、感謝です。
親によっては中退ってだけで反対されたりもします。全てがこの通りではないですが、あまり良いようにはなりにくですね。
まとめ
現在あなたが中退を阻止できる環境にあるならば全力で阻止してください。
専門学校くらい中退しても良いや、と軽く考えているならひどい目にあいます。
僕の場合は完全に自業自得なので仕方ありませんが、中退後の悪影響がハンパないです。
今からでも間に合う人は絶対に卒業してください。留年でも、補修でも、なんでも中退しない方法があるなら、そちらを選んで下さい。
みなさんが僕のように苦労しない人生を歩まれますように祈っています。
しかし、なんだかんだこんな僕でも、今は就職して結婚して子どももいます。わりと幸せです。
中退してしまったら人生絶望!ってことでもないです。ただそこまでの苦労の量が段違いって話です。
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おしまい!
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