職業訓練校の入所から修了までの流れと就職するための過ごし方

職業訓練校の 入所から修了までと 就職するための過ごし方 転職・正社員

コロナ禍の少し前、僕は職業訓練校に通い転職しました。37歳でした。30代後半から職業訓練校ってどうなの?ついていけるの?無駄じゃない?就職できるの?いろんな不安がありました。

でも僕は人生を変えるために思い切って退職し、職業訓練校から転職を成功させました。ここではその時の経験をもとに、皆様のお役に立つお話ができればと思います。

職業訓練校へ入所するためには

今回、僕が通った職業訓練校とは、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 愛媛支部
愛媛職業能力開発促進センターポリテクセンター愛媛
、というところです。こちらの組み込みプログラミング科を受講しました。

ハローワークで職業訓練説明会を受ける

職業訓練にも多数の訓練コースがあります。自分がどのコースを受けようか迷っている人は最寄りのハローワークにて、職業訓練説明会を受けるのをおすすめします。

訓練の詳しい内容や条件などを、担当の相談員の人に聞くことができます。ここでまずは疑問点を解消しておきましょう。

ポリテクセンターで施設見学説明会を受ける

ポリテクセンターに施設見学に行くこともできます。応募は直接ポリテクセンターにするのですが、不安でしたらハローワークで聞けば丁寧に教えてくれます。

実際の授業の見学もできます。どんなことをしているのかを肌で感じることができ、おすすめです。

職業訓練へ申し込む

受けたいコースが決まったら申し込みます。申し込みはハローワークからおこないます。まずポリテクセンターでのプレ訓練(職業訓練体験学習)を受けて、自分に合っている、続けられそうと判断できれば本入所の申し込みをおこないます。

ポリテクセンターでの選考試験がある

各コースによって定員があります。愛媛のような田舎でも人気のコースは定員オーバーします。僕の受講した組み込みプログラミング科も定員オーバーしていました。定員18人に対して24人の応募がありました。

選考は筆記試験と面接があります。その合計得点の高い方から決まります。

僕は退職して人生をかけての挑戦だったので、どうしても落ちるわけにはいきませんでした。合格するには以下の受験要件が重要になってきます。

【受講要件】訓練を受講できるのは次の要件をすべて満たす方です。

①訓練に関連する職種への就職を希望している方

訓練を受講することに熱意を有する方

③訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有する方

④訓練受講・修了に支障がない方(健康状態や受講態度等)

ポリテクセンター愛媛

筆記試験は中学校レベルの漢字と計算と簡単な問題でした。なので差が付くとすれば面接です。そこで②の 訓練を受講することに熱意を有する方 というのが大事になります。

筆記問題の参考例(PDF:154KB)

この熱意をどれだけ伝えられるかで合否が決まると僕は考えました。

合格発表・入所手続き説明会

合格通知が郵送されてきます。合格通知が届いたら入所手続き説明会がありますので、忘れず出席しましょう。ここで合格が取り消しになっては水の泡ですからね。

職業訓練校に入所してから修了まで

無事、職業訓練校に入所してからの話です。もちろん入所はゴールではなくスタートです。ここから6か月間の過ごし方で、将来が変わってきます。いわゆるターニングポイントです。しっかり有意義な時間の使い方をしましょう。

職業訓練校での過ごし方
  • 入所式
    所長あいさつ、オリエンテーション、安全教育
  • 訓練初日
    講師の自己紹介、受講生の自己紹介
  • 相談員に相談
    就職活動の相談

    時間の許す限り相談室で就活をする

  • 企業説明会
    2週間に1度くらい企業説明会がある

    東京や愛知、県外からも積極的に説明会に来てくれる

  • 修了式
    6か月の訓練を終えて修了式

    就職が決まっていなければ、6か月はポリテクセンターで就活できる

入所式

ちょっと大げさですが、入所式があります。所長のお話と講師の紹介がありました。その後、オリエンテーションとともに、安全教育の訓練をおこないます。

訓練初日

いよいよ訓練初日。訓練時間は平日月曜日から金曜日までの9時から15時10分まで、たまに16時5分までの授業もありました。

訓練初日は自己紹介があり、名前と目標を一人ずつ述べていきます。

職業訓練校の年齢層

特に年齢制限もないので、幅広い年齢層の人がいました。僕が受講した時で、24歳から50歳くらいまで。20代から30代が中心でした。過去には60歳超えた人がいた時もあったそうです。

それぞれの人たちがいろんな事情で訓練に来ているので話をするだけでも有意義です。独立起業を目指す人、東京へ就職したい人、なんとなく来てる人、さまざまでした。

みんなライバルですが、仲間でした。仲良くなって飲み会をしたこともありました。コロナ禍前でしたし。でもどうしても修了後は疎遠になってしまいますね。さみしいことです。

職業訓練の授業のレベル

職業訓練の授業のレベルはどうなの?低い?と気になる人もいると思います。僕のいた組み込みプログラミング科に限った話しかできませんが、授業のレベルとしては簡単だと思います。

CobolやC言語、Javaを学習しますが、初歩的なことしかしていません。職業訓練だけでバリバリのプログラマーとしてやっていけるかというとNOです。

研修制度のしっかりしている企業に入社するか、独学やプログラミングスクールなどで技術を習得しないと、仕事としては使えないと感じました。

職業訓練の講師のレベルについて

職業訓練の講師について、僕があれこれ言える立場ではないのすが、講師によって差はあります。職業訓練の講師は公務員にあたります。僕も臨時職員ですが公務員だった時期がありますのでよくわかります。

やっぱり惰性でやっている人と熱意をもってやっている人は違うしわかります。僕は熱意のある講師に出会えたので就職までお世話になりました。とても感謝しています。

大事なのは自分でどうにかするという意識です。他力本願で職業訓練校でなんとかしてもらうという意識では再就職も危ういです。

授業についていけない

思ってたのと違う、興味が持てない、難しくてついていけない。こう感じる人もいると思います。事実、僕のクラスでも残念ながら1人途中退校者がいました。

もちろん理由は明らかにされませんが、授業についていけなくなったのだろうとは推測できます。もったいないと思います。

そうならないように、事前の説明会や、体験入学でしっかりと疑問点をなくしておくことです。

企業説明会

ポリテクセンターは就職を斡旋してはくれません。そのかわり、企業側が積極的に人材を求めて説明会に来てくれます。ポリテク向けの求人票もあります。

基礎知識とはいえ、専門知識を習得した人を採用したいという企業は多いです。ただし若い人が採りたがっているのを感じました。僕は30代後半で苦戦しましたが、20代の人は引っ張りだこでした。

相談室で相談員に相談できる

ポリテクセンターの中に相談室があります。小さなハローワークみたいな部屋です。ここに専門の相談員がいて、就職活動の相談をすることができます。

この相談員にも熱意のある人とない人がいます。僕は30代後半はプログラマーとしての就職は難しいときっぱり言われました。事実だったのですが、ショックを受けましたね。でもそれだけではなく、ならどうすればいいのか、まで相談に乗ってくれた相談員の人もいました。

基本的には親身になってくれると思いますので、自分をさらけ出して相談することがおすすめです。

相談室にはポリテク向け求人とハローワークの求人が置いてあるので、時間がある限りここで仕事を探しましょう。熱意ある講師や相談員と仲良くなれるのもこの場所です。僕はここで熱意ある講師の人と話したのがきっかけで就職が決まりました。

修了式

6か月の訓練が終わると修了式です。あっという間の6か月なので悔いのないように過ごしましょう。僕は6か月の訓練期間中に就職することができませんでした。

就職が決まっていなければ、あと6か月はポリテクセンターの相談室を利用することができます。修了したからと行動しなければ無職のままなので、僕は相談室へは良く通っていました。それが就職につながることになります。

その時のお話はこちらでしています。

あとがき

37歳から職業訓練校に通い、時間の無駄とか考えたり就職できるのか不安だったりしました。でも僕は職業訓練校があったおかげで、良い講師に出会い、未経験職種に就職することができたのです。全然無駄ではありません。

37歳でもなんとかなりました。もっと若い人ならチャンスはいくらでもあります。転職したい、異業種に挑戦したい、思い立ったが吉日。少しでも早く、若いうちに行動することをおすすめします。

就職するためのポイント
  • 自分から積極的に行動する
  • 相談室は最大限利用する
  • 熱意のある講師を見つけて相談する
  • 修了後もポリテクセンターに通う

おしまい。

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