僕はこれでまに転職を8回、9つの職場を渡り歩いてきました。全部が正社員ではないですが、アルバイト2回、契約社員2回、正社員5回という内訳です。就職に至った方法も様々です。
正社員を目指して就職、転職を考え、これから仕事を探し始める人には、どうやって仕事を探せば良いのかわからない、という意見もあるでしょう。
そこで今回は、僕が8回転職した中で利用した仕事の探し方を8つ、紹介します。
正社員になりたいけど、仕事の探し方がわからない人のための8つの手段
僕は学生時代に真面目に勉強も就職活動もしなかったので、最初に就いた仕事は飲食店のアルバイトでした。選んだ理由は自宅から近いから。
そんな人間がいざ正社員になるぞ!と意気込んでも実際の探し方ってわからないんですよね。そんな僕があがいてもがいてやっと掴んだ正社員。しかしそれもすぐに辞めて転職します。
そんなこんなを繰り返して気がつけば転職8回。色んな方法を試しました。定番の探し方から、マニアックな探し方まで、仕事を探すために何でも試しました。
そんな僕の経験が、みなさまに少しでも参考になれば幸いです。
転職サイトで探す
求人サイトには全国からの求人がたくさん集まっています。勤務地がどこでもOKな人は全国から探せるので就職率がグンと上がります。
無料登録をすれば求人を見られるというサイトばかりなので、まずは無料登録してみるのがおすすめです。家にいながら全国の求人を探せるって良い時代になりましたね。しかもサイトの利用は無料です。おすすめのサイトをいくつか簡単に紹介します。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
リクナビNEXT
未経験可能な業界、職種もたくさん募集されており、正社員になれる可能性もあがります。正社員の仕事を探すなら、登録しないわけにはいきません。
さらにリクナビにはグッドポイント診断という、あなたの強みがわかるサービスもあります。アピールポイントや自己分析に役立ち、リクナビで応募するときに添付することもできます。
もう自分で自分の長所を探さなくても良くなるのでかなり楽できます。利用しないのはもったいないですよ。
BIZREACH(ビズリーチ)
年収1,000万円以上のハイクラス求人を取り扱っています。自分の経歴やスキルに自信がある人はぜひステップアップを狙ってください。
はたらいく
都市部というよりは地方の転職に役に立つのがこちらのサイトです。さらに大手より中小企業の割合が大きいのが特徴です。フリーターや無職からの転職を目指すにはおすすめのサイトです。
@type
サイトが見やすく求職者の立場になった使いやすさがあります。
特に求人情報を細かく詳細にみれるのはかなりグッド!
転職エージェントを利用する
転職サイトと転職エージェント、似ていますが違います。その違いは、エージェントが転職のお手伝いをしてくれるところにあります。
転職サイトはだれでも無料で登録できるのに対し、転職エージェントはエントリーしてから審査があります。そのため求職者の職歴や学歴によっては登録すら出来ない場合があります。僕もいくつか登録できませんでした。
ただし地域密着でやってるエージェントや大手でないところは僕のような人間でも割りと転職のお手伝いをしてくれます。大手の転職エージェントが利用できないなら、地元の転職エージェントを探してみましょう。
僕は転職エージェントのおかげで仕事が決まりかけましたが、希望に合わない内容だったのでお断りをした経験があります。
タイミングや条件が合えば、一番正社員に近い方法と言えるでしょう。もちろん、利用は無料で出来ますので、まずはエントリーしてみましょう。
リクルートエージェント
業界大手のエージェントサービス。コンサルタントと二人三脚で転職を目指すので成功率がグンとあがります。書類の書き方や面接対策などもおまかせできます。
ただし職歴等によってはエントリーしても落ちることがあります。まずはエントリーしてみないとわかりません。
マイナビエージェント
マイナビグループは大手の求人サイトです。大手企業から中小企業まで幅広く求人を扱っています。職歴に自信がない人は、中小企業からステップアップを目指しましょう。
パソナキャリア
利用者の満足度が非常に高い転職エージェント。非公開求人が多いのが特徴で、他の転職エージェントにはない求人も多数あります。
DYM就職
フリーター、ニートの人におすすめ!
第二新卒、既卒、フリーター、ニートの人に寄り添った転職エージェントとなっていますので、大手転職エージェントに登録できなかった人はぜひ試してみてください。
doda
doda(デューダ)は転職サイトと転職エージェントを合わせた転職サービスです。多数の求人とエージェントサービスで、幅広い層におすすめできるサイトとなっています。
ハローワークで探す
職探し=ハローワークというくらいイメージが定着していますね。定番中の定番、ハローワークです。
インターネットからも求人が見れますが、ハローワークに行かないと見れない求人もあるようです。インターネットである程度目星をつけてから、ハローワークに行くのが良いと思います。
注意点としては、企業側の求人登録が無料でできるので、カラ求人(求人だけ出して採用する気がない会社が存在する)にあたる場合があるのと、企業の採用意識が低い場合があるということです。あくまで僕の体感ですが。
とりあえず求人を出しておいて超優秀な人が来れば採用!くらいに考えている企業もあると思います。このあたりは求人を見ただけではわからないので、実際に応募して数で勝負するしかありません。しかし【急募】と書かれている求人は狙い目です。
僕もハローワークだけで50社以上は応募しました。しかしハローワークから直接正社員につながることはありませんでした。僕の経歴の悪さ、高卒という学歴、それに転職が多いので、書類審査で落ちるということが多かったです。
ハローワーク経由で職業訓練校へ通うという選択肢もあります。僕自身もこの方法から就職へつながった経験もあるので、本当にやる気がある人にはおすすめできます。
求人誌で探す
駅前やバス停などに置いてある、無料の求人誌から探す方法です。最近ではコンビニにも置いてあります。カフェスペースでコーヒー飲みながら見れますね。
求人誌自体は無料ですが、企業が求人広告を載せるのにお金がかかります。よって、企業側の採用意識がハローワークより高い場合が多いです。求人にお金をかけて本当に人材が欲しいということです。
僕の住んでいる地域(愛媛)には無いのですが、有料の求人誌を発行している地域もあります。無料の求人誌より、さらに求人の意識や質が高いです。有料の求人誌がある地域はぜひ利用しましょう。
企業ホームページで探し電話や直接訪問する
企業のホームページには採用情報が書いてある場合があります。ハローワークや求人誌に載っていない企業でも、自社ホームページだけでこっそり求人しているパターンもあります。
地元の気になる企業などのホームページを片っ端から見て行きましょう。もしかしたら意外な求人に出会えるかもしれません。
タウンページやインターネットなどで、気になる業種の企業を調べて、片っ端から電話して募集していないか聞いてみましょう。やる気があると判断されて採用されるかもしれません。
いよいよとなったら片っ端から訪問してみるのも良いかもしれません。営業職ならこの方法が有効な場合があります。
人脈を使う
人脈、いわゆるコネも実力の内です。これは僕も正社員につながったことのあるおすすめの方法です。
特別な人脈がなくても使えるコネ、たとえば、親、親戚、友人、知人、隣人、知り合い・・・などなど、思いつく限りどんどん声をかけましょう。
なにか仕事ない?と聞くのはタダです。僕も知人の紹介で就職したことが何度かあります。意外な人からの繋がりでの紹介ということもあるでしょうから、色んな人に仕事探してますアピールをしてみましょう。
アルバイトで入って正社員を目指す
正社員登用制度のあるアルバイトから入社して、正社員をめざします。僕は一度この方法で正社員になりました。
その時は面接の時点で将来的に正社員になりたいことを伝え、1年間正社員のつもりで働きました。1年後正社員登用試験を受けて、晴れて正社員になれました。
アルバイトで認められて正社員になる方法は企業側もじっくり人間を見極められるのでメリットがあります。ただし、本当に正社員登用制度があるのかをこちらが見極める必要があります。これを条件にただアルバイトを集めてる企業もあります。
正社員になれそうな可能性がないと分かったら、さっさと退社しましょう。時間のムダになります。
引き抜き(ヘッドハンティング)
僕はこの方法で実際に正社員になったことはないんですが、お話をいただいたことはあります。
アルバイトで一生懸命働いているとお声がかかることがあるかもしれません。ただこの時はその企業でアルバイトから正社員を目指している途中だったので丁重にお断りをさせていただきました。
チャンスを不意にする必要はないですが、見極めは必要ですね。
あとがき
仕事の探し方にはいろんな方法があります。大切なのは視野を広く持つということです。ひとつの方法で探すのではなく、色んな方面からアプローチすることです。
それでもまだどうすれば良いかわからない!という人は、転職サイトと転職エージェントのサービスだけでも試してみて下さい。
おしまい。